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ダイエットサプリメントとは
ダイエットサプリメントは、「ダイエットをするために補う補助食品」の事を指します。あくまで、補助食品であり医薬品ではありません。
補助食品と、医薬品との違いは、健康に役立つと考えられる栄養成分を摂取しやすくした食品を「補助食品（健康食品）」と言います。
したがって、治療などを目的とした効果効能が証明されている医薬品とは異なります。
医薬品は、病気の診断・治療・予防のためのもの。開発・生産・使用などについて、厚生労働省が定めた薬事法により規制を受けます。
一方、健康補助食品は、薬事法の規制を受けることはありません。
このようにお互いの役割が異なる医薬品と健康食品を混同したり、誤認したりしますと、適正な医療の機会を逸することがありますので注意が必要です。
サプリメントの効果
では、サプリメントは何ができるのでしょう。サプリメントはあくまで、日々の生活の中で足りないものを補助するために摂取する事が目的とされている食品なので、個人の体質や、生活習慣に合わせたものを、選ぶ事が必要となります。
当然、全ての人に１００％効果がある・・・と言う事はありえないのです。体質と、生活習慣、年齢、性差など全ての面でまったく同じ人と言うのは極めて稀なことなのです。
ある成分に過剰に反応する人もいれば、まったく反応しない人もいたり、成分の掛けあわせで様々な反応も違ってくるために、おのずと有効成分の配合量を下げざるを得ません。
ダイエットサプリメントは、なぜ効かないのか
ダイエットサプリメントは効かない。これは、有効成分が十分配合されていないので当たり前のことなのです。
有効な成分を、有効な量だけ配合する事で効果はでるが、そのためには個人への処方が必要となります。サプリメントを販売するために一人ひとりに処方を行って、成分を配合すると言うのは薬事法に違反する上、コストが掛かりすぎるために現実的ではありません。（ただし、一部のマルチまがい商法では営業員が一人ひとりに合わせたサプリメントを販売する事はありますが、大変高価な価格になります。）
健康へのリスクを減らし、多くの人に購入してもらうには、有効成分を減らしコストとリスクを下げる事が一番簡単なのです。
そのため、ダイエットサプリメントは効かなくなるのです。
上手なダイエットサプリメントの使い方
私は全てのダイエットサプリメントがまったく聞かないとは思っていません。
前述の通り、体質に合えばダイエットサプリメントも十分な効果を見込める事があります。体質、生活習慣などきちんと自分の体を把握して、サプリメントを選ぶことが上手なサプリメントの利用法だと考えます。
例えば、便秘から来る下腹部の肥満などは白インゲン豆サプリを飲むより、下剤を飲んだ方が有効です。逆に、炭水化物が大好物の人に下剤を勧めても苦しいだけで効果は一時的なものになります。そういう人こそ白インゲン豆サプリを飲むべきです。
このように、自分を体質、生活習慣をきちんと把握して自分に合ったサプリメントを摂取する事が上手なダイエットサプリの使い方です。
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